雪の降った日。


外からのゆるがぬ光。
時間のわりには、明るくて。
目を細めて、外を見た。


当たり前だけど、何もかもが真っ白で。
いつもは綺麗なものがなぜ白くないのかと、
すこし邪魔だと思った。


濡れることも、
寒いことも。


知っていたのに、外に出た。


パジャマの上に、コート一枚だけを羽織って。。。


意味もなく灰色の空を見上げ、
降ってくる白い恋人を、
手袋もはめてない手で受け止めては、


とけてゆく様を、
笑って見ていた。


いたずら心がすこし疼いて、ちいさな雪だるまを、
自転車置き場の屋根に乗せた。


背が伸びていた。
きっと、前なら届かなかった。


またすこし笑って、
雪だるまを見上げた。


背伸びをしてたぶんだけ遠くて、
「冬」という季節に、一人で笑った。


てか実話です。(きっぱし。)いや・・・かなりの美化はありますが・・・でもはちみつのとった行動は・・・まぁこんな感じです。だって、だって!!めったに雪降らないんだもん!!(力説)うれしかったんだよぉぉぅ!!!ので、それを素直にぽえむにしてみました。ほかのとちょっとニュアンス違うかな???ちなみに北海道のほうでは雪のことを「白い恋人」というそうな。有名なおかしの名前もそこから付いたらしいです。

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